THE GUNDAM BASE TOKYOが誕生してから5周年。
5周年を記念して本プロジェクトは始動。
「いかにガンプラの魅力を凝縮した形で、ユーザーに伝えることができるか?」
をコンセプトに発足、
「MG 1/100 ガンダムベース限定 ユニコーンガンダム(光の結晶体)」
をベースに探究が始まった。
機体としても、プロダクトとしても洗練されたユニコーンガンダムを
立像として再現するにあたって、実際に目の辺りにする千差万別の
ユーザーの視点と同じ感覚の視点を獲得すべく、VRゴーグルにて検証を重ね、
全体のバランスを調整。
あらゆる角度からユニコーンガンダムの魅力を最大限発揮できるような
形でデータを研磨して、Ver.7.0にて最終的な形へと弾着。
ここからは各パーツの射出へと移行。
To be continued…
スケールアップに伴い重量に耐えうる軽量強化フレームを
新規制作し、関節はトルク調整式関節を独自開発し搭載。
足首は関節位置の変更及び可動領域を拡大。より自然でダイナミックなポージングができるよう改良した。
結晶の表現の追求。台座モビルスーツのスタンドをベースに新規造形。スケールに合わせた細部ディテールの調整。
次は塗装工程へ。
To be continued…
彩色では結晶部と外装の白の
チタニウムフィニッシュの再現には苦悩した。
全パーツメッキを施した結晶部に関しては
真空蒸着メッキよりもリフレクト効果が高い
銀鏡メッキを選択した。
銀鏡メッキのお陰で反射率は高まったが、
結晶特有の鉱石感が中々上手く表現できずに、苦悩した。
ネイル用のありとあらゆるパウダーでサンプルを作成し、
1番に光輝性の高いものを採用した。
トップコートでは結晶全体にUVレジンを使い、
特に結晶の谷部に溜まる様塗り重ね鉱石感を表現した。
結晶部の着彩はガイアノーツの蛍光ブルーグリーンと
蛍光グリーンを使用した。
彩色でチタニウムフィニッシュを再現する為に
99パーツの外装パーツ全てに真空蒸着メッキを施した。
照明を当てた際のリフレクトを目的としたものだか、
苦労した甲斐があり、理想的なリフレクト効果が得られた。
こだわりと、情熱を詰め込んで。
THE GUNDAM BASE TOKYOにて
「光の結晶体」が完成。
ガンダムベース東京エントランスにて公開中!
- 製作
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©創通・サンライズ