“THE GUNDAM BASE TOKYO”BLOG

#06『8月19日、ガンダムベース東京 いきますっ!!』

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本サイトトップでも掲出されている通り、8月19日にガンダムベース東京がオープンすることになった。

 

皆さんには「お待たせしました!」であり、我々的には「さぁ、巻き入れてきましょう!」ということになる。

 

のだけれど、「常設でホビー事業部が運営する施設が始まる!」という高揚感と言うか、ライブな実感は個人的にはまだ希薄な感じ、というのが正直なところだったりする。

 

今のところは業者さんが入り館内の施工が行われているのでこの段階で我々が現場に入り作業をすることは無い。GFTからの居抜きという訳では無いので設備・内装等々も一新されることになるのだけれど、現場で随時進捗を見ている訳ではないのでまだ実感が伴ってこないのは致し方が無いところかな…とは思う。

 

そうは言っても開館まであと1ヵ月少し、館内工事が終われば設営が始まる。

 

商品販売エリアには大量の商品を並べるべく什器が並べられ実際に棚づくりを行い、併せて販売商品に紐づけられた完成品サンプルのディスプレイが待っている。

 

ワークエリアには各種工作ツール等が入れられる。塗装も出来るよう排気設備も新たに設置されている。

 

施設に見合った作品展示も必要となるが、既に手配されていた作品も少しづつ集まり始めている。

 

これからの時間で役割分担しながら8月19日を目指す訳だが、カワグチ的には展示される作品がガンダムベース東京に搬入された後のメンテナンス、完成品サンプルディスプレイのチェックといったあたりが求められるところになる。

 

先年ホビーショー、おもちゃショーでHG全部並べ展示というのを行った。GFTガンプラ東京では歴代ガンプラを壁面を埋め尽くすように並べた。それらに匹敵するくらいの物量の展示が待っている。

 

開館直前には文字通りマシンと化してディスプレイしているであろう己が姿が容易に想像出来る。

 

図面やレイアウトモデルを使いシミュレーションは幾度となく行われているが、実際に作業が始まるとイメージとのギャップは必ずあるものだし、いざ目の当たりにするともっともっとな気分にもなるはず。

 

少なくともわざわざ来場された方々から「やっぱ、わかってるじゃん…」と言って頂けるような施設ではありたいと思う。それは函や設備、商品、展示品に限らず現場でお客様に相対させていただくスタッフさんたちにも言えることで、実際に担当に配置される際にはプロフェッショナルなおもてなしの姿を自然に振舞えるようにあっていただきたいし、ワークエリアを担当される方にはガンプラに関する興味関心は勿論、実際に作る人であって欲しいとも思う。

 

8月19日に皆さんにお越しいただくガンダムベース東京はその日に完成形となる訳ではなく、そこからが老若男女国籍を問わず多くの方から望まれる完成形へ向けての再スタートを切る日でもある。

 

文:川口 克己